源頼朝をめぐる~熱海,湯河原,真鶴
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新幹線に乗っていると、いつも通過してしまう旅行の定番の熱海
今回その熱海を訪問してみた。
熱海に来たなら魚料理は食べたい(絶対)!!
「こばやし」さんといったお店で大好きな鯵のたたきとキス天丼を頂いた。
最高の一言に尽きる・・・
翌朝
ここ伊豆山神社はあの源頼朝と北条政子が結ばれた神社であるので来てみた。
この鳥居から階段は170段ほどあった。
170段を登りきると本殿があり、また頼朝と政子が座ったといわれる腰掛け石もあって
実際座る事もできた。
何より伊豆山神社から相模湾が一望できたのが最高!!
右側が伊豆半島で、左の小島が初島が見えた。(伊豆大島もうっすら見えた)
これだけ見る為に170段の階段を登る甲斐がある。
熱海から一駅行ってこちらも温泉の街で有名な湯河原にて途中下車
ここは鎌倉殿の13人でも出演していた土肥実平の故郷でもある。
土肥実平(生没年不詳)
「本朝百将伝」より/国立国会図書館蔵
https://ja.wikipedia.org/wiki/土肥実平
桓武平氏の血筋を引いてたが、夫人の勧めもあって即座に頼朝に仕える。
石橋山の戦いで撤退する頼朝を安房へ逃す
平家討伐の恩賞で安芸国をもらい、そこで小早川氏を名乗る
=> 小早川隆景や小早川秀秋の先祖にあたる
参考
駅前には土肥実平とその御夫人の銅像があった。
実平のこの凛々しさ 如何にも強そう・・
湯河原はこの銅像だけしか見れなかったので、別日に湯河原の街並みを
巡ってみたい。
湯河原からさらに一駅乗って真鶴に到着
ここも頼朝と縁のある土地柄である。
石橋山の戦いにて大庭景親,伊東祐親の平氏軍に大敗を喫した源頼朝が
撤退するために平氏から見つからないように隠れたといわれる真鶴の巫鳥の窟
現在は小さな祠のようになっていたが、昔はもっと奥行きもあったそうだ。
隠れるのにはうってつけかも👍
参考: 石橋山の戦い
「吾妻鏡」によれば巫鳥の窟に隠れていた頼朝だが、平氏方の梶原景時に発見されてしまい、
絶体絶命のピンチを迎えるが、景時は頼朝を見逃し、頼朝は命拾いをした。
その後景時は平氏を見限り、頼朝に仕官する際にこの時の恩に応え重用した。
参考: 梶原景時の生涯
巫鳥の窟はここと先までいた湯河原の二つあり、梶原景時に見つかったのは
どちらだったのか分かっていないらしい。
真鶴漁港も近く昼は少し贅沢に海鮮丼!!
相模湾で漁れる地元の魚で、漁りたての活きた刺身が堪能できた。最高👍
海鮮丼を満喫したし、真鶴岬まで歩くことに
まず一言 絶景すぎる!!
海岸まで降りることができるので、夏なら泳いで名勝三ツ石まで行けたり、
干潮の時なら歩いて渡れそうだった。
旅の最後にはここ岩海水浴場に来てみた。
頼朝はここから安房(千葉南部)まで落ち延びた。
Googleマップで確認したところ、確かにここから真っ直ぐ一直線上に進むと安房に着けるみたいだ。
この陸橋は湯河原門川~小田原市根府川間を繋ぐ有料道路みたいだ。車で走るのもいいなぁ〜
https://www.kdt-kousha.or.jp/road/road_manazuru/
まとめ
今回は熱海,湯河原,真鶴にて源頼朝をめぐる+αの旅をしてきた。
歴史が好きで、海を見るのが好きな筆者にとってこれほど最高な旅はなかった。
魚料理ももちろん美味いし。。。
次は石橋山の戦いの古戦場あたりに行ってみたい。