上杉謙信をめぐる旅~春日山
戦国最強の武将といわれ誰を思い浮かべるだろうか・・・?
こう質問され筆者が真っ先に思い浮かべるのは上杉謙信だ・・・80戦戦って78勝2敗と勝率9割を超えている。
こんな戦績を残している上杉謙信を最強と言わずにはいられない。
引用先: https://n-story.jp/topic/88/
謙信は他の戦国武将とは異なり、侵略など私利私欲のためには戦わず、義のために戦う姿勢が
正義のヒーローみたいで惹かれる所がある。
今回その上杉謙信をめぐる旅をしてきたので紹介する。
春日山駅に到着
- 林泉寺
ここは謙信が虎千代(幼少期の名前)の時に仏門に入りそこで学問に励んだお寺である。
上杉謙信といえば「義」!! この「第一義」は謙信自筆のものといわれている。
毘沙門天を崇拝したことや義を重んじる事など上杉謙信といった人物の礎を
構成した場所であった。
林泉寺に謙信のお墓も供養されていた。
春日山を登る前に、上越市埋蔵文化財センターで上杉謙信公の像
馬上から襲い掛かろうとする謙信公はやっぱり迫力あるなぁ~
上越市埋蔵文化財センターの中にも上杉謙信の歴史資料館が無料で観覧できた。
2.春日山
春日山の麓には上杉謙信といえばこれだ!!といった銅像が展示されていた。
近くまで行けなかったのが残念だが、遠くからでもカリスマのオーラがビシビシ伝わってきた。
謙信像の横に謙信を祀る春日山神社が建立されていた。
行きは春日山麓から右回りで頂上の春日山城天守を目指すことにした。
まず見えてきたのは、あの直江兼続で有名な直江氏の屋敷跡があった。
頂上には毘沙門堂を置くほど上杉謙信が毘沙門天を崇拝しているのがよく分かった。
標高180m。ここが春日山城の山頂である。
林泉寺に来た時は青空だったのに、春日山城に来た時は土砂降りで景色は霧がかっていて
最悪だった。もし天守閣が現存していれば、日本海も一望出来て絶景だったろう。
雨は強くなる一方で、急いで下山。
逆回りに下山すると、上杉景勝の屋敷跡が天守からすぐの所にあったことが分かった。
さらに下山すると、三の丸付近の所に上杉三郎景虎の屋敷跡もあった。
上杉謙信には実子がおらず、二人の養子がいた。
姉の子(つまり甥)の上杉景勝と北条氏との同盟で養子になった北条氏康の七男の上杉三郎景虎がいた。
この旅で謙信は同じ養子でも上杉景勝を自分の手元に置いていた事が分かり、自分の後継者に
は景勝を当主にすることを考えていたのかもしれないと思った。それを生前に伝えていれば・・・
御館の乱はもしかしたら勃発しなかったかもしれないなぁと下山しながら思った。
上杉謙信についてはここまでだが、新潟というのもあってお米の生産量が多く
筆者は上杉謙信の他、上越で生産されている君の井といった純米酒が甘くて口当たりが良く好きなので、
それ目的でも来たのだ。
春日山で買った龍と描かれた盃で飲む日本酒は酒豪だった上杉謙信みたいな気分が味わえたwww
まとめ
上杉謙信の居城があった春日山に行って、上杉謙信をめぐる旅をしてきた。
筆者が思う上杉謙信像がどういう風に構築されているのかを知れる一方で、
筆者が知らなかった謙信の意外な一面性も知ることができた。
また日本酒が好きな人にも上越はいい所だ。
上杉謙信が好きな人はもちろん、上越に来た際には一度訪れるのを強くお勧めしたい。
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